- 走行距離が極端に多くて売れない
- 傷が多くて査定額が付かない
- 事故にあってこのまま公道を走れない
- 汚くて査定してもらえない
そんな車ありませんか?
そのような車は廃車にする(捨てる)のが一般的ですが、実はそんな廃車を買い取ってくれるサービスもあるんです。売れないと思ってるような車が思わぬ高値で売れる可能性も…!?
そんな救世主のような業者は廃車買取業者と呼ばれる買取業者。その名の通り、一般的な車だけではなく廃車になるような車を買い取ってくれる業者さんです。
ボロボロになっている廃車を買い取ってくれて、さらには廃車手続きまで代行してくれる会社。ゴミを買い取ってくれるなんて、とても嬉しいサービスですよね。しかし、どんなサービスにもメリット、デメリットがあります。
今回はおすすめ廃車買取業者のご紹介と、廃車買取に出すときの注意点についてです。
目次
おすすめ廃車買取業者
さっそく、僕がおすすめできる廃車買取業者をご紹介します。
買取査定で0円と言われた車、傷だらけで買取にも出せないような車、そんな車も諦めてしまう前に廃車買取業者へ査定依頼してみましょう。思わぬ高値で売れる可能性もあります。
事故車買取のタウ
事故車買取のタウはその名の通り、事故車を専門に買取している業者です。事故車買取専門で車買取しているので、事故車買取実績はNo.1。毎日100台以上の事故車を買い取っている業者です。
なぜ事故車なのに高値で買い取れるのかというと、海外に販売ルートを持っているから!日本国内では嫌煙されるような車でも、海外ではまだまだ需要があります。特に日本車の場合、Made in Japanというだけで高く売れる可能性があるんです。
事故車買取のタウでは
アジア | 27カ国 |
中南米 | 25カ国 |
オセアニア | 7カ国 |
ロシア・CIS地域 | 12カ国 |
ヨーロッパ | 19カ国 |
その他の地域 | 22カ国 |
と海外にかなりたくさんの販売ルートを持っている会社。なので、どんな事故車でもしっかりと販売することができるんです。販売ルートをたくさん抱えているから、事故車を高く買い取ったとしても高く転売できる可能性があります。
一般的な中古車買取業者でも廃車買取を行なっている業者はあります。と言っても、中古買取業者はあくまでも中古車を買い取る業者。廃車は買い取ってくれると言っても数千円か、もしくは0円での買取でしょう。
事故車買取は専門外なので、事故車を買い取ったとしても販売先がありません。そのため、高い金額を払ってわざわざ事故車を買い取る必要もないんですね。
そんな中、タウは事故車買取を専門としている業者なので事故車にもしっかりと査定額がつきます。
タウで車を売るまでの流れ
事故車買取のタウに買取を依頼したい場合は
- ネット申し込みの仮査定
- 無料の出張査定
- 買取金額に納得したら契約
- 車を引き渡し
- 買取金額の支払い
という流れになります。いきなり出張買取に来られるとなんだか心配になるかもしれませんが、事故車買取のタウはちゃんとWebでの査定が可能です。
事故車を処分したいけど困っている方、まずはタウのネット査定へ申し込んでみてはいかがでしょう。
廃車買取なら廃車本舗
動かなくなってしまった車、傷だらけで査定してもらえない車、そんな場合は廃車本舗へ買取依頼してみるのもおすすめです。
先ほどの事故車買取のタウはその名の通り事故車の買取がメインですが、廃車本舗は事故車だけではなくどんな状態の車でも高値で買取してくれます。
廃車となるとなかなか経験するものではないので、どのように手続きしたらいいか分かりませんよね。
廃車本舗では、廃車に関わる面倒な手続きは全て代行してくれます。初めて廃車を売る方でも安心。必要書類の準備から買取、廃車証明まで全てを廃車本舗が代行してくれるので、あなたは言われた通りに待っているだけでOK。
また、実際に廃車にするときの費用についても、廃車本舗が負担してくれます。動かない車を引っ張るためのレッカー代まで廃車本舗が負担してくれるので、あなたは本当に待っているだけで大丈夫。
初めて廃車買取を依頼する方、手続きが面倒な方、動かない車だけど高く売りたい方は廃車本舗がおすすめです。
どんな車でも高価買取のカーネクスト
中古車買取のカーネクストでも廃車買取サービスを行なっています。上の2件のように事故車を買取しているわけではありませんが、
- 年式が古くて買取額がつかない車
- 走行距離が多い車
- 車検切れの車
- 動かない車(不動車)
の買取を強化している買取会社です。基本的に日本では走行距離が15万km、20万kmを超えた車は売れませんよね。外装、内装がボロボロになっている車も同じく売れません。古い車はそれだけ値打ちがつかないんです。
しかし、海外では違います。海外では走行距離20万kmを超えた車でも修理して現役で走っていますし、外装がちょっとくらいボロっちくでも関係ありません。内装なんて装備がちゃんと付いていれば大丈夫!なんて程度。
そう、カーネクストは日本で買い取った古い車を海外へ輸出することで販売しています。独自のルートを持っているので、古い廃車行きの車を高く買い取ったとしても大丈夫なんです。
手続き、レッカー引き取り無料
カーネクストも廃車買取に特化している業者らしく、レッカー車を使った引き取りや、廃車にかかる手数料は無料となっています。
動かない車でも現場まで取りに来てくれますし、面倒な名義変更や廃車手続きもお任せでOK。売る側は資料を揃えて待っているだけで大丈夫なんです。
さらに、車を廃車にすると自動車税の還付が受けられます。自動車税は4月1日に車を所有している人に対して前払いで発生している税金です。そのため、1年間の途中で車を手放せば、そのさきの自動車税が戻ってくるんです。
当たり前と思われるかもしれませんが、後から「この自動車税の還付も査定額に含んでいる。」と言い切る買取業者もいます。還付金も大きな金額になるので、もらえるのともらえないのでは大きな違いです。
また、専門オペレーターが365日フリーダイヤルで対応してくれるので、査定申込が心配な人もしっかりとサポートしてもらえます。
廃車にするなら、廃車ドットコム
廃車ドットコムもその名の通り廃車を買い取ってくれる買取業者です。
- 走り過ぎた車
- 古く放置された車
- 車検切れの車
- 事故車
など一般の買取業者に査定してもらっても、査定額0円と言われてしまう車はたくさんあるでしょう。そんな車でも廃車ドットコムならしっかりと買い取ってくれます。
無料の買取査定フォーム(6項目だけ)へ申し込むと専門スタッフが見積もりをしてくれ、査定価格を提示してくれます。
廃車ドットコムは自動車のリサイクルに取り組んでいる会社で、資源循環型社会を目指しているようです。公的な許認可を受け最適な処理を行うためISO14001を取得している会社。
そう、車を中古で買い取ってそのまま販売するのではなく、廃車を買い取って部品としてバラして販売しています。全てスクラップにしてしまうのではなく、使えるパーツだけ取り外して販売しているんです。
バラして売るというと簡単なように思うかもしれませんが、一般の方が車の解体を行うことは法律で禁じられています。廃車から部品を外したり解体したりするためには解体業の許可が必要なんです。
解体業の許可を取得し、廃車をバラしてパーツ販売できるので、廃車ドットコムではどんな車でも高値で買い取ってくれます。パーツとしてバラ売りするだけではなく、メタル資源(金属)として売る方法もあるので、どんな車でも高く買い取ってくれるんですね。
もちろん、自動車税・重量税といった税金の還付にもしっかりと対応してくれるので、買取金額だけではなく税金の還付を受けることもできます。
廃車が高く売れる理由
一般的に、廃車にする車というと
- 過走行で中古販売できない
- 故障していて動かない、修理代がかなりかかる
- 事故を起こしている事故車
- 年式が古く、売り出したとしても買いたい人がいない
といった車があげられます。売りたかったとしても、買う側の需要がないので中古車として買い取ってもらうことができません。
買取業者へ買取査定してもらったとしても、買い取ってもらえないか、0円買取と言われてしまうことがほとんどでしょう。買い取ってもらえたとしても1万円くらいで買取してもらい、税金の還付が受けられないようなケースが多々あります。
さらにいうと、廃車にするためには手数料がかかります。車の所有権を無くして廃車として登録しなければいけないので、廃車手続き手数料が発生します。車は捨てるのにもお金がかかるんです。
しかし、廃車の買取を専門で行なっているところには、ちゃんと廃車を高く転売できる秘密があります。
自社で板金・整備をして中古販売する
一番思いつきやすい販売方法が、自分で直して売るということ。
中古車買取業者で査定額が付かない、廃車になってしまう理由は様々ですが、故障や事故傷、無車検といったケースの場合は修理、整備することで車が復活します。車検がなかったとしても整備して車検を通せば乗れますしね。
いくら修理や整備が必要な状態であったとしても、人気車は市場で高値で売れます。なので廃車買取業者がお金と時間をかけて修理、整備してもしっかりと元が取れるんです。
整備や修理を外注してしまうと中古販売した時の利益が少なくなってしまうかもしれませんが、自社で整備・修理工場を持っている場合は利益を残せますね。その金額も含めて査定すれば良いだけです。
廃車買取業者の中には、買い取った廃車予定の車を修理・整備して販売できるので高値で買い取ってくれるケースがあります。
日本だと廃車になる車でも、海外なら売れる
日本では
- 走行距離が多い過走行の車
- 不具合のある車
- 事故などで大きな傷がついている車
- 年式の古い車
は売れませんよね。売れないというより、そういった車を買いたいと思う人が少ないので中古車市場でも出回りません。
しかし、海外では違います。
海外、特に東南アジアではどれだけ古い車でも、走行距離が多い車でも走っています。テレビ番組でボロボロの古いハイエースが走っているシーンを見たことはありませんか?
東南アジアの方に話を聞くと、向こうでは車はかなりの高級品なのでどれだけ古いものでも需要があるそうです。また、物を大事にする文化があるので、古くなったり傷があったりするくらいでは誰も気にせず使用するのだとか。
そのため、日本では販売できないような廃車でも海外なら売れるんです。
廃車買取業者の多くは、日本で買い取った中古車(廃車になる予定の車)を海外に売り払うことで利益をあげています。
ただ、海外で売るのは簡単ではなく、海外販売のプロがいないと難しいようです。廃車買取業者は海外販売のルートをしっかり持っていて、古い車でも高値で売れる仕組みを持っているんですね。
部品取りしてパーツ販売するので結果として高く売れる
車の買取業者といっても、買い取った車をそのまま転売しているとは言い切れません。
車には修理というものが付き物。ということは修理する際にパーツが必要となります。修理のたびに新品の部品を引いていたのでは修理工場も儲かりませんよね。
そのため、修理工場は中古品の自動車パーツを使用するケースがあります。そこで役立つのが廃車予定の車からバラしたパーツです。
廃車買取業者の中には、買い取った廃車予定の車を全てバラして、使えるパーツだけをバラ売りしている会社もあります。パーツのバラ売りで細かく売っていけるので、廃車予定の車を高値で買い取ったとしても利益が生まれます。
大きな事故で破損している車、水没した車などは再利用できる部品も少ないと思われるかもしれませんが、それであっても使えるパーツはたくさんあります。車は小さなパーツの集合体なので、どのパーツに需要があるかは分かりません。
廃車買取業者へ売るデメリット
一般の買取査定で売値がつかなかった人からすれば、廃車買取業者は救いの手と思えるかもしれません。どんな古い車、ボロボロの車でも買い取ってくれるんですからね。
でも、当然ながら廃車買取業者を利用する際にもメリット・デメリットが存在します。
ここでは廃車買取についてのトラブル事例をご紹介します。売却前に確認してトラブルが起きないように注意しましょう。
買取料金が変更される
これは一般的の中古車買取でも同じかもしれませんが、廃車買取業者でも販売後に買取価格を下げられる可能性があります。
といったケースが実際にあります。
最初は〇〇万円で買い取るといっておきながら、実際の車を詳しく見てみるとその金額では買取できないから買取金額を下げられるパターンですね。
実際のところ、ネットだけの買取査定では正確な買取価格は決定できません。いくら廃車買取といっても実車を見てみないことには劣化の度合い、傷の度合い、不具合の状況が分かりませんからね。
そのため、正確な買取を依頼したい場合はネット買取申し込みをしたのちに、ちゃんと出張買取査定してもらうことが大事です。ネットで提示された金額だけを鵜呑みにしないようにしましょう。
極端に高い手数料を請求される
実は、車を廃車にするのにも手数料がかかります。これ決められたものであり、廃車登録するときに発生する事務手数料です。
その手数料自体がいけないのではなく、廃車買取業者の中には悪質な業者もおり、その手数料に自社の手数料を上乗せして請求してくるケースがあります。
一般的に永久抹消を行うときにかかるのは
引き取り費用 | 0円〜30,000円 |
車体解体費用(スクラップ費用) | 0円〜30,000円 |
書類手続き費用 | 10,000円〜20,000円 |
合計 | 10,000円〜80,000円 |
かなり開きはありますが、実際にこれくらいの費用がかかります。
廃車買取業者はこの費用を念頭に入れて買取査定を行うので、基本的に買取後に手数料を請求されることはありません。
しかし、中には買取した後になってから「買い取った車ですが、廃車するための費用を支払ってください。」と連絡してくる業者もいます。買取に出しているのにあなたがお金を払わなければいけなくなるなんて、なんだかおかしな感じですよね。
廃車買取の際には、廃車手数料について事前に確認しておいたほうが確実でしょう。
自動車税など還付金が支払われない
自動車を廃車にするということは、その車はあなたの所有ではなくなるということ。車は所有している人に対して税金がかかります。
- 毎年4月に決定する自動車税
- 車検の際に負担する重量税
- 自賠責保険
の3つ。
自動車税というのは毎年4月1日にその車を所有している人に対してかかる税金です。これは前払いで発生しているお金なので、1年の途中で車を廃車にした場合は支払った自動車税が月割で払い戻されます。
自動車税額は車の排気量によって違うため一概に言えませんが、廃車登録した翌月から次年の3月までの月割自動車税が還付される仕組みです。
また、車検の際に支払っている重量税、自賠責保険についても返金されることがあります。
車検は乗用車の場合2年に一度実施する検査であり、その際に重量税と自賠責保険を前払いしています。前払いしているので、車を廃車した後の重量税と自賠責保険料が返金されます。これは月割ではなく、車検が1年以上残っている場合は残金全額が返金されます。
しかし、廃車買取業者にこの還付金を知らせる義務はありません。中にはその還付金は業者が自分のものにしているケースもあります。本来はあなたの元に返ってくるお金なのに、業者にネコババされるのは気分良くありませんよね。
こういった還付金トラブルを避けるためにも、買取依頼するときには還付金がどのように戻ってくるのか業者へ確認しましょう。還付金の受け取り方、金額などをしっかりと確認してから買取契約しましょう。
実際には廃車されていない
悪質な業者の中には、廃車として受け取っているにも関わらずその車を登録抹消しない業者がいます。
買い取ってもらったのに廃車にしないということは、その車の所有権はあなたのままです。そのため、翌年の4月になると自動車税の支払い義務が発生してしまいます。
もう使用していない、売ったはずの車なのに自動車税を払わなければいけないなんて、おかしな話ですよね。
自動車税の支払いに関しては通知で分かりますし、最悪の場合でも1年分の自動車税を支払えば解決します(本当は解決していないのですが…)
しかし、中には廃車として買い取った車が犯罪に使われてしまうケースもあります。名義変更されずに犯罪に使用されると、警察から犯罪に加担したとして事情聴取されることも…。犯罪に使用された車の使用責任が発生してしまうんです。
海外に販売しているケースでも同じく、あなたの名義のまま海外へ売り飛ばされていると所有者責任が発生するので、その後の使用用途に責任が生じます。実車はどこにあるか分からないのにあなたのものという、よくわからない状態になることも。
廃車買取してもらうときには、
- 廃車した正確な書類(抹消登録書類)
- 名義変更した証明
を確実に受け取りましょう。最初に買取してもらう際、この書類が契約書に記載されているか確認し、もし記載がない場合は買取業者に伝えて書類を準備してもらいましょう。
その旨も契約していれば、もし期限に書類が揃わなかったときには業者と連絡を取り、警察に介入してもらう必要があるかもしれません。
廃車を売るなら、信頼できる買取業者へ
廃車予定の車を売るなら、信頼できる買取業者へ売却することが大事です。
一般的には買値が付かない、0円買取になるような車でも廃車買取業者であれば高値で買い取ってくれます。
しかし、廃車買取業者は一般買取業者のように車を転売するだけではなく、その後の車の扱いがバラバラです。そのため、
- どのように廃車されるのか
- 廃車を証明する書類はいつまでにもらえるのか
- 廃車手数料はかかるのか
- 還付金は返金してもらえるのか
といったポイントを事前に確認し、しっかりと契約書で契約を交わすことが大事です。
以下、僕がおすすめする信頼できる廃車買取業者を記載するので、まずはこちらの会社へ買取依頼してみることをおすすめします。買取してもらえないと思っていた車が、思わぬ高値で売れるかもしれません。
事故車買取のタウ
事故車買取のタウはその名の通り、事故車を専門に買取している業者です。事故車買取専門で車買取しているので、事故車買取実績はNo.1。毎日100台以上の事故車を買い取っている業者です。
廃車買取なら廃車本舗
動かなくなってしまった車、傷だらけで査定してもらえない車、そんな場合は廃車本舗へ買取依頼してみるのもおすすめです。
どんな車でも高価買取のカーネクスト
年式が古くて買取額がつかない車、走行距離が多い車、車検切れの車、動かない車(不動車)の場合はカーネクストがおすすめ。
廃車にするなら、廃車ドットコム
廃車ドットコムは自動車のリサイクルに取り組んでいる会社で、資源循環型社会を目指しているようです。公的な許認可を受け最適な処理を行うためISO14001を取得している会社。パーツをバラ売りしている会社なので、どんな車でも高値で買い取ってくれる可能性があります。