車を運転する上で絶対に必要なものと言えば・・・車検証ですよね。
でも、「必要なもの」と聞いて一番に「車検証」と言える人ってあまりいないんじゃないでしょうか?やっぱり”免許証”などが最初に思いつくものだと思います。
しかし、車を運転するには車検証が絶対的に必要なんです。車検証を携帯していない車を運転することは、実は道路交通法違反なんですよ!
そんな大事な車検証ですが、いつも目にするものではないからこそ”失くしてしまう”事がありますよね。
車検証を紛失してしまった場合には、どうすればいいんでしょうか?
目次
車検証は再発行できる
車検証を紛失してしまっても、まずは焦らず気持ちを落ち着かせましょう。携帯せずに車を運転するのは道路交通法違反ですが、運転していなければ大丈夫です。
車検証を紛失したことに気付いたら、しっかりと再発行してもらいましょうね。
「車検を受けるときに必要だから、まあいいか!」なんて軽い気持ちでは考えないように!ちゃんと再発行の手続きをしましょう。
車検証の再発行は、意外と手続きが簡単なので自分でも出来ますよ。
自分で車検証を再発行する
車検証を再発行する際には、必要となってくる書類がいくつかあります。
- 対象車の使用者の認印が押してある理由書
- 申請者の身分証明書
- 手数料納付書
- 申請書
自分で車検証の再発行を行なう際には、基本的にこの書類があれば大丈夫です。
車検証の再発行を行なう際には、まず陸運局へ行きましょう。全ての書類・手続きは陸運局で受けることが可能です。(陸運局へは車検証を持っている車両で移動しましょうね)
陸運局の窓口へ行き、「車検証を紛失しました。」との旨を伝えればちゃんと対応してもらえますよ。意外と紛失している人は多いみたいです。
すると、窓口で必要書類を販売してくれるので購入しましょう。購入と言っても高い金額ではないので安心してください。
書類を購入したら、書類の必要欄を記入してきましょう。窓口近くには書類の記入見本が置いてあるはずですので、その見本通りに記入していきましょうね。
書類が完成したら、窓口へ書類を提出し再交付申請手数料を支払います。この際の支払いは”印紙”で行なうため、横の窓口で印紙を購入する必要があります。
これで車検証の再発行手続きは完了です!意外と簡単でしたよね?再発行に掛かる費用も数百円程度のものですので、車検証を紛失している方はすぐに再発行手続きを行いましょう。
当日中に車検証を再交付してもらえる!?
手続きがスムーズに済み、早ければその日には車検証を再発行してもらえます。
しかし、これは陸運局によって(自治体によって)手続きが異なるので絶対とは言えませんね。遅くても翌営業日には再発行してもらえるでしょう。
陸運局は、平日の日中しか手続きをすることが出来ませんので日にち・時間の確認はしっかりとしておきましょうね。陸運局へ行く前に電話で確認を取っておいたほうが確実かもしれません。
代行業者にお願いして車検証を再発行してもらう
陸運局で手続きを行うことが不安だったり、平日になかなか陸運局へ行くことができない人は「代行業者」に再発行手続きをお願いしましょう。
車屋さん、板金屋さんなど車に関係する会社さんであれば車検証の再発行手続きを代行してくれると思います。
紛失した車検証の再発行代行を行なってもらう際には
- 委任状
- 使用者の認印を押した理由書
が必要になります。
代行業者へ依頼する際には、この2つの書類を代行業者へ提出するだけでOKです。業者さんが陸運局まで行って、車検証の再交付を行なってきてくれますよ。
車検証の再発行、代行手数料が高い!?
自分で車検証の再発行手続きを行なった場合にかかる費用は数百円程度なのですが、代行業者へお願いすると業者へ代行手数料を支払わなければいけません。
代行手数料とは、代行業者が陸運局へ行き、書類を作成し、申請をするまでの手間賃ですね。
簡単な作業なのですが、車屋さんの時間を頂くわけですのでそれなりの費用が発生します。
なかには「数万円の代行手数料を請求された」場合もあるようですよ。自分で行けば数百円で済んだものが、代行業者さんへ頼んだだけで何十倍もの金額がかかってしまったようです・・・。
車検証の再発行手続きを代行業者へ依頼する場合には、最初に代行手数料をしっかりと確認しておきましょうね。
自動車納税証明書を失くしてしまった場合
中には自動車納税証明書も紛失してしまった方がいるかもしれませんね。
自動車納税証明書も、陸運局で再発行してもらうことが可能です。その方法に関しては、こちらの記事で詳しく説明させていただいています。