車を購入すると、様々な手続きを行なわなければいけませんよね。車屋さんへ行って書類への署名や捺印をしなければいけない書類はたくさんあります。
また、印鑑証明や住民票も必要になってきますね。
その書類の中身を確認したことはありますか?たいていの場合には車屋さんに言われるままに書類を書いていると思います。しかしその書類、実は必要ないものが含まれているってご存知ですか?
車を購入するときに各書類はたいていが車両の登録に関するものです。車両登録などの手続きを車屋さんに行なってもらう(代行してもらう)ための書類なんですね。代行してもらうと言うことは、それに対しての代行手数料が発生しますよね。見積書をしっかりと見ると”事務手数料”や”代行手数料”の名目で数万円の料金が加算されています。
その手続きとは何を行っているのかと言うと、
- 自動車税の申告
- 自動車取得税の申告
- 自賠責保険加入手続き
- リサイクル預託料の支払い
- 車庫証明の取得
- 自動車検査(車検)代行
- 納車にかかる手続き
等です。こうやって書き出してみると何のことかさっぱりかもしれませんが、実はこの中には車屋さんではなくても個人で行なえる手続きがあります。しかも、その手続きって意外と簡単なものなんですよ♪
と言うことは、その手続きを車屋さんに任せずに自分で行なってしまえばその分の金額を浮かすことが出来ますよね。今回はその手数料を節約する方法です。
個人で行なえる手続き
どの手続きが個人でも行なえるのでしょうか?
・・・実はほとんどの手続きは個人で行なうことができます。しかし、税務署へ行って警察署へ行って陸運局へ行って・・・など手間がかかるものもあります。
そこで!今回は素人でも出来る簡単な手続きに関してご紹介します。
車庫証明の発行
車を購入する際には”車庫証明”と呼ばれる書類が必要になります。(お住まいの地域、市町村によって取り決めが異なります)
車庫証明、【証明】と聞くとなんだか難しい書類のように感じますが、実は素人でも簡単に手続きが可能です。まずは車庫証明の取得方法に関してです。
車庫証明とは、その車が普段どこに保管されるのかを証明する書類です。みんなが好きなだけ車を購入するようなことになってしまったら、車を保管する場所がなくなりますし路上駐車で溢れかえってしまうかもしれませんね。車庫証明という制度はそういった問題を防ぐためでもあります。
車庫証明の取得は所轄の警察署で行なうことが可能です。警察署へ出向いて「車庫証明を取得したいのですが、どのようにすればいいですか?」と聞いてみましょう。個人で行なわれる方も多いので警察官も優しく教えてくれますよ♪
所定の書類に定められている様式で必要事項を記入するだけで車庫証明は出来上がります。書類の提出から出来上がりまで少し時間がかかることがありますが、基本的には1日、2日で出来上がる書類なので警察署から連絡が無かった場合には連絡をしてみましょう。
この車庫証明を発行する際に必要な費用は2,500円ほどです。(所轄の警察署で確認してみてください)
車屋さんに頼むと、これに代行手数料として1万円ほどが上乗せされています。この時点で1万円節約することが出来ましたね。
車検の取得
車屋さんでは車検が少し残っている車体の場合でも車検を取得してくれる場合があります。そうするとその車両を購入してから2年間は車検を受ける必要がなくなるので、少し得した気分になりますよね。
でも、実はこれ損しているんですよ。
車検が少しでも(1ヶ月、2ヶ月ほど)残っていると言うことは、その期間は車検を受けることなく車に乗ることが出来ます。
そこで、車検が少し残っている車の場合は車検を新しく受けずに現状で販売してもらいましょう。そして車検の時期になったら自分で車検へ持っていってみましょう。
ユーザー車検で車検を受けるのは少し怖い方は、民間車検場へ車検をお願いしてもいいかもしれませんね。民間車検場と言うのは、車検場ではないけれども車検検査員の資格を持った人が整備を行なってくれる整備工場のことです。その民間車検場で車検を受けてもしっかりと車検には通りますので、その民間車検場をおすすめします。
また、民間車検場をオススメする理由としては”手数料の安さ”があります。ディーラーで車検を受けようとすると手数料・代行料金などで数万円(3万円~4万円)の費用が加算されます。この中には整備点検費用も含まれているのですが、民間車検場でもしっかりと整備点検を行なってくれます。
ディーラーだとそれだけの金額がかかるのに対して民間車検場の場合には手数料が1万円ほどで済む場合が多くあります。民間車検場の場合は車検専門で行なっているので、整備士さんも慣れていて車検を1日で済ませることが可能なんですね。そのため手数料も安く設定されています。
ディーラーで車検を行なわずに民間車検場へ持っていくことによってさらに3万円ほど節約することが出来ましたね。先ほどの金額と合計すると4万円です。
車両の納車
車屋さんの場合、車両を購入すると車屋さん自身が家まで納車してくれますよね。あなたは家で待っているだけなので楽チンですし、新しい車を待っているソワソワした楽しみもありますね♪
しかし!その納車に関しても手数料が加算されているのを知っていましたか?実は納車には1万円~2万円ほどの手数料がかかっているんです。なので、車は納車してもらうのではなく引き取りに行きましょう。
引き取りに行くためには一人では行けないので誰かを誘う必要があるかもしれませんし、移動のガソリン代もかかりますよね。でもそれくらいの金額は些細なものでしょう。車を引き取った帰りにフラットドライブしても楽しいかもしれませんね。
車を引き取りに行くためにガソリン代などを合わせて1万円弱かかったとしても1万円ほどは節約できましたね。先ほどの金額と合計すると5万円ほど節約できました。
5万円ほど節約ができる!
各手続きを自分で行なってみるだけで5万円ほど節約できましたね!
と思うかもしれませんが5万円は大きな金額ですよね。車の下取りで5万円アップしてもらうのがどれだけ大変か・・・。
それでも手続きを自分で行なうのは面倒だと思う人は、最初から自分の車を高く買い取ってもらうしかありませんね。高く買い取ってもらえる買取業者を探しましょう。車屋さんよりも5万円だけ高く買い取ってもらえば手間をとることもありませんしイイことだらけですね。